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人的資本経営サイトを公開しました

こんにちは、人事の青野です。
先日「サイボウズの人的資本経営」サイトを公開しましたので、今回はサイトのコンセプトや公開の舞台裏をご紹介します。

公開したサイトはこちら👇
『サイボウズの人的資本経営〜チームワークあふれる会社を創る〜』

公開の背景

人的資本情報開示義務化の流れを受け、私達も1年ほど前からプロジェクトを立ち上げて取り組むことになりました。人事に関わる施策やデータがほとんどであることから、普段このnoteを更新している人事広報チーム主導で検討を進めてきました。

サイトのコンセプトと公開まで

誰に:
ステークホルダー(株主,候補者,社員,パートナー企業,ユーザーの皆様)
何を:
サイボウズは、Purpose/Cultureに紐づいて経営が行われていて信頼できる
サイボウズの今の状況(現実)がわかって、理想に向けた取り組みが実施されていて信頼できる

以上のようにコンセプトを定め、私達の目指す組織のあり方と現在地をお伝えしようと考えました。開示項目とされている「出すべき」数値を出しつつ、サイボウズの人やチームに対する考え方や制度が利用された回数など、「出したい」ものも私達らしさとして公開しました。

 社内では組織のあり方や目指す姿について議論することが多いですが、これをどうまとめて社外に伝えていくか苦心しました。この部分はマーケティング部門でWeb制作を担当しているチームとも毎週の定例ミーティングで議論を重ねてきました。

また、サイボウズの人事本部には「数値分析チーム」という人事系の数値を専門に分析しているチームがあるので、新たに集計するデータについては収集と集計をサポートしてもらいました。各施策の数値については担当している人事の各チームに集計を依頼したりと多くの人に関わってもらい作り上げました。

実は裏側で活躍している「kintone」

実装にあたっては、自社サービスの「kintone」とトヨクモ社のサービスである「kViewer」を利用しています。普段社内で利用しているkintoneのデータベース上で数値を更新すればサイト上に実装した「kViewer」の数値も変わる仕組みですので、メンテナンスコストが低いです。グラフ部分もkintoneからデータを引っ張ってきて更新できるようにカスタマイズしています。

kViewerを活用しているページ
https://cybozu.co.jp/human-capital/data/

公開してみて

社外はもちろん、社内からも「初めて知った数値がたくさんあった」という声もあり、組織の現在地をこうして伝えていくことは大事なことだと改めて認識しました。プロジェクトを振り返ってみると、自分たちの組織についてより言語化できたり、新たに定量的に見えるようになった数値があったりと、組織運営についての思考を深める良い機会でもありました。

集計中でまだ出せていない数字もありますので、今後も随時アップデートしていきます!

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